ペットボトル、メモ帳、お菓子、ペン、テーブル、洗濯かごの中のTシャツ……
いろいろなものがあるはずです。
暮らしの中にあるものは、実はみんな「化学」の力でできています。
化学の仕事は「あらゆるものの材料を作ること」。
化学がなければ、私たちは服を着ることも、家に住むことも、
安全でおいしい食べ物を口にすることもできなかったでしょう。
暮らしに大切な化学ですが、
「ちょっとむずかしそうだな」「とっつきにくいな」
と思う人がいるのも事実です。
確かに簡単ではないかも知れません。
でも、それ以上に化学はとても不思議で楽しいものです。
キミにそう感じてもらいたくて、「きみラボ」を作りました。
この世界には、化学があふれています。
そして今から、世界中がキミの実験室(ラボ)になります。
ところで、「化学」ってなんだろう?
「かがく」という言葉には、「科学」と「化学」の2つの漢字があります。
「科学」は自然や人や生きもの、宇宙など学校の理科で勉強することすべてをさします。
「化学」は理科の中でも「物質の性質」「その物質がどう作られているか」
「いろんな物質をまぜるとなにが起きるか」などを研究する分野のことです。
ほかのものに「化ける」ので「ばけがく」と呼ぶ人もいます。
何だか言葉の意味を想像するだけで、わくわくしますね。
